「ChatGPTに新しい広告が入る」と聞くと、日本でもすぐ画像生成中に広告が出るのか、回答内容まで広告主の影響を受けるのかが気になります。
OpenAIは2026年10月5日、画像生成中に商品やサービスを画像付きで示す新しい「視覚広告フォーマット」を発表しました。最初のテストは米国で10月後半からです。
ただし、日本では通常のChatGPT広告がすでに始まっています。今回の新形式が日本で始まる日は、2026年10月6日時点で発表されていません。ここを分けて整理します。
今回新しいのは「画像生成中の視覚広告」
新しい形式は、ChatGPTで画像を生成している場面に、商品やサービスを視覚的に紹介する広告を表示するものです。
OpenAIの発表では、米国で2026年10月後半から、限られた広告主とテストを始めます。広告にはスポンサー表示などが付き、利用者が生成している画像とは明確に分けられます。
つまり、広告画像が自分の生成結果に混ざるという説明ではありません。また、米国でのテスト開始予定であり、日本で同じ形式が始まる日程は未発表です。
日本では通常広告がすでに始まっている
今回の発表を「ChatGPTに初めて広告が入るニュース」と受け取るのは正確ではありません。
OpenAIは2026年8月11日、日本でも通常のChatGPT広告を展開すると案内しました。対象になり得るのはFreeとGoです。すべての利用者に必ず表示されるわけではなく、地域、テスト対象、設定などで異なります。
一方、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduでは広告は表示されません。18歳未満と判断されたアカウントも対象外です。
今回新しいのは、広告そのものではなく、画像生成の場面で使う視覚的な形式です。

広告が出ても回答内容とは別
OpenAIは、広告がChatGPTの回答内容へ影響しないと説明しています。広告主が回答を変更したり、回答内の順位を買ったりする仕組みではありません。
画面に広告が表示されても、それはOpenAIが商品を推薦・保証しているという意味ではありません。スポンサー枠として、回答とは別に判断する必要があります。
この区別は、新しい視覚広告でも維持されます。広告には明確な表示が付き、生成中の画像とも分離される方針です。
広告主に会話が直接渡るわけではない
OpenAI Help Centerによると、広告主が利用者のチャット本文、チャット履歴、メモリー、氏名、メールアドレス、正確な位置情報などを直接受け取ることはありません。
広告のパーソナライズを有効にしている場合、過去のチャットやメモリーから選ばれた情報が、ChatGPT内部で広告選択に使われることはあります。ただし、その情報がそのまま広告主へ渡るという説明ではありません。
広告主には、表示回数やクリックなどの集計情報が提供されます。「広告が出ること」と「広告主が会話を読めること」は分けて考えましょう。
広告を減らしたいときの確認順
FreeやGoを使っている場合は、まず設定画面に「広告の管理」があるか確認します。パーソナライズをオフにすると、過去のチャットや広告履歴などを使った選択は抑えられます。
ただし、今開いている会話の文脈に合う広告は表示される場合があります。
対象地域のFreeには、広告を表示しない代わりに利用上限や一部機能を減らす選択肢が用意されることもあります。Goには同じ無料の広告なし選択肢はありません。表示される設定は地域やアカウントで異なるため、契約を変える前に自分の画面を確認するのが安全です。
現時点で押さえたいのは、次の3点です。
- 日本では通常広告がすでに展開されている
- 新しい視覚広告は米国からテストし、日本開始日は未発表
- 広告は回答や生成画像とは別に表示される
新形式の日本展開が発表されるまでは、「今日から日本の画像生成画面も変わる」と決めつけず、公式案内を待てば大丈夫です。
公式情報
OpenAI「Building advertising for the way people use AI」
OpenAI Help Center「Ads in ChatGPT」
OpenAI Help Center「ChatGPT での広告」
OpenAI「Testing ads in ChatGPT」
情報確認:2026年10月6日(JST)
広告が見えたときは、まず「通常広告か、新しい視覚広告か」「自分のプランは何か」「広告と回答が分離されているか」の順で確認すると、慌てず判断できます。


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